1971年7月創業の江戸前寿司店
横浜元町の老舗の寿司屋だった「勢川」(1990年代後期に閉店)で修行。
勢川は三郎寿司の現女将の親戚でもあり、そこで働いていた女将。
サラリーマンを辞め修行に入って来た三郎寿司現大将。
高度経済成長期の勢川は、それはそれは忙しかったそうで、お店もさる事ながら出前(現デリバリー)にお土産(現テイクアウト)も飛ぶように出たそう。
喜久家洋菓子舗さん斜め前にあった勢川は立地もよく、ハマトラブームも含め古き良き横浜元町にて繁栄しました。(この時代の昔話がお好きな方は三郎寿司は特にオススメのお店です。笑)
そこで切磋琢磨しながら働いていた二人は恋に落ち結婚。
そして隣り街の山下町(中華街)の重慶飯店本館さんの目の前に5坪ほどの小さな店をオープンする。その後中華街パーキングのお隣りのビルの1階に移転する。
恩のある勢川が閉店し、そして三郎寿司が入居していたビルが建て替えることになり、老後の事も考え元町1丁目の路地裏の自宅1階を改装し、現在の元町の三郎寿司となる。

現在はその老後となりましたが、二人でお店と、ここ横浜元町で学んだお寿司の技と味、そして何より心を守っております。
お寿司屋とは元々庶民の文化だから肩肘張らずにラフにカジュアルに楽しんで欲しい。カウンター商売なので楽しくコミュニケーションを取りたい。そう二人はいつも話しております。
三郎寿司はご家族使いが多いお店です。
お子様連れも勿論大歓迎。
逆にお子様連れですと回転寿司が主流になっている近頃は、客席から見えない厨房なので、寿司職人が握る姿も見えないので、カウンター越しに寿司を握る姿に釘付けなるお子様も多いです。(あまねも同じく)
修行の頃から考えると、この道半世紀を超え、この街で握り続けてきた三郎寿司大将。それをずっとサポートしてきた女将の二人のお店。
二人で一緒にやろうと始めたお店も半世紀を超えようとしております。
生涯現役でいたいと頑張る二人に、これからも是非温かいエールをお願い致します。
横浜元町 三郎寿司
231-0861 神奈川県横浜市中区元町1-51
045-681-0123